毅の食い倒れ 第12回

食い倒れ in トルコ

 

トルコ料理は、世界三大料理の一つらしい。噂によると、これはトルコ人の自称らしいが・・・。確かに、中華・フランスと来て次に来るものが思い当たらない。そもそも、この世界三大料理というのは誰がいつどういう基準で考えたのだろうか。中国とフランスが常に挙げられるのは、宮廷料理が豪華絢爛だったということが推測される。そういう意味ではトルコも宮廷料理は中国、フランスに勝るとも劣らないものを持っているだろう。さらに、アジアとヨーロッパに挟まれた地理的要因により、世界のあらゆる料理文化が交差するという意味でも、高レベルな料理が育まれてきたに違いない。歴史的背景でもそれはうなずける。トルコは、これまでに幾つもの勢力に征服されてきた。ローマ帝国とオスマン帝国が特に大きな勢力だが、この二つの文化は現在でもその豊かさにおいて抜きん出ている。そういった帝国の料理というのは、世界の味を知る人々によって更に高められてきたのだろう。

 

 では、具体的にトルコ料理の特徴を挙げると、肉(豚肉以外)と野菜の豊富な料理である、というのが一つ。また、ヨーグルトをふんだんに使った料理が多いのも特徴だ。

 

この写真を見ると彼らがいかにヨーグルトをたくさん食べるかが分かると思う。まさに、バケツにヨーグルトを入れて売っているのである。比較するために、日本で通常食べるサイズのヨーグルトを上に置いて撮影したが、その大きさが分かっていただけるだろうか?量はうろ覚えなのだが、確か9sあったと思う。トルコ人はみんな快便なのではないだろうか?

 

 トルコ料理というと、シシ・ケバブが有名だが、シシというのは「剣」、ケバブというのは「焼く」という意味らしい。写真の料理は、シシ・ケバブではないがやはりケバブである。つまり、肉を焼いたものだ。スパイシーなソースをかけて召し上がれ。

ちなみに、写真左手奥に見える白い飲み物は、アイランといって、ヨーグルトに塩味をつけたトルコ独特のヨーグルトドリンクである。さっぱりしていて、肉料理に良く合う。

 これは、また違った料理だ。今度はラムを煮込んである。それにヨーグルトを添えてある。煮込んだラムをヨーグルトの酸味が引き立たせ、更にヨーグルトの冷たさとラムの熱さのギャップが快感だ。

ちなみに、こちらの写真に見えているのは、チャイというトルコの紅茶である。トルコ人は皆、このチャイをいつでもどこでも飲んでいる。街を歩くと数メートルおきにチャイを飲む人に出くわすのは、チャイを配達するシステムが発達しているからだろう。絨毯屋に行くとこのチャイをご馳走してくれるが、チャイ飲みたさに絨毯屋に行くのはよしておいた方が無難だろう。

 

もう、トルコ料理万歳である。毅はヨーグルトが大好きで、上海にいた時には日本にあるようなプレーンのヨーグルトが上海に無かったためヨーグルトの種を日本で買ってきて自分で作っていたくらい好きだ。今では、カスピ海ヨーグルトが流行っているらしいがそれが流行る前から作っては食べていた。ヨーグルトを毎日多く食べると、体の免疫力が増して健康になり長生きをするというのは、本当だと信じている。みんなも、ヨーグルトをたくさん食べて元気になろう!

 

で、トルコ料理についてまた話を戻すと、たとえトルコ料理が“自称”世界三大料理と言われても、やはり毅はトルコ料理を世界三大料理として食べ続けようと思っている。何せ、中華・フランスに比べて格段に健康に良いのである。野菜も豊富、ヨーグルトも豊富、肉も美味しく食べる。そんな素晴らしい料理は、もっと日本に普及しても良いのではないか。頑張れ、トルコ料理!!